藤本蓮風先生という関西の有名な鍼灸の先生の著書に「藤本蓮風 経穴解説」というのがあります。
その中に、ある新興宗教の開祖を治療したことが載っています。
肝臓と霊感の関係について書いてあり、ちょっと面白いので転載させてもらいます。


『有名な霊感の持ち主で「予知夢を見る」という霊能者がおられて、肝兪一本で治した例があります。
 つまり霊感が利かなくなったということです。健康な身体に近付けば、霊感が消える。霊感というものは、私に言わせれば、ほとんどが病気か錯覚です。大体ねぇ、普通の人が見えないものが見えたり、聞こえたりするのは病気です。しかし本当の予知夢でしたら、身体を治しても見ます。
 彼は非常に憤慨しましたけれども、単なる病気だった。だから鍼をして治ったと、それだけのことなのですね。』


これを見て霊感と肝臓の関係についてググってみると、他の治療院の先生のブログにも、やはりこの本を読んで気になって自分の患者さんに聞いてみたら、かなりの確率で肝を患っている方に霊感のある方が多いと書いてありました。

この本には、「コーヒーやチョコレートを沢山摂取すると肝臓が高ぶり、そういうことが起こりやすくなる」との説明もありました。

また、あるカウンセラーさんの話では、女子中学生からの相談で「幽霊を見る」と言うのが多いと書いてありました。

ちょうど中学生の頃は生理が始まる時期。その生理の始まりに備えて肝臓の働きが高ぶります。そして生理が始まると肝臓の高ぶりはおさまりますが、肝臓の高ぶりが必要以上になっていると、なかなかおさまらないのかもしれません。
よく「ポルターガイスト」なんて現象は思春期の子供のいる家でよく起こると聞いたことがありますが、そのカウンセラーさんの話にも共通するものがある気がします。

怪談界の大御所である稲川淳二さんの話の中にも、同じような話が出てきます。それは江戸時代に記された話で、「若い娘のいる家では、奇怪なことが起こる」というものです。

大酒のみの人も意外と霊感があるのかもしれませんよ。
でも、そんな人が幽霊を見たと言っても、酔っぱらってたんじゃないの?と一蹴されるでしょうね(笑)。

不思議ですね。あなたの周りではどうですか?